こちらの倉坂神社はJR筑肥線浜崎駅の南東およそ6.5kmの距離、佐賀県唐津市浜玉町平原古瀬地区に鎮座されます。
玉島川を左に見て国道323号線を1.3kmほど走り、玉島神社横の交差点から県道306号鳥巣浜崎停車場線を南へ道なりに走り、唐津市立平原小学校から南へ入った西日本豪雨の災害の跡が多く残る山中に位置します。
道路と山肌の間に造られた境内は玉垣で囲われ、南側の境内入口には寛政十二年造立の台輪鳥居が奉納されています。「倉坂大明神」の神額が掛かる鳥居をくぐると、境内には三尺幅のコンクリートの参道が整備されており、細長い境内の奥に切妻造りの拝殿と流造の本殿が建立されています。
案内がなく御祭神や由緒等については不明ですが、このあたりの住民の氏神様としてずっと祀られてきたものと思われます。朱塗りの本殿扉前には狛犬の彫刻が施された石造りの花瓶一対が奉納されています。

社頭に立つ台輪鳥居。

鳥居には「倉坂大明神」の神額が掛かります。
左の柱に「寛政十二庚申年三月吉日」の刻銘が入ります。

コンクリートで整備された参道が拝殿まで伸びています。

境内入口の手水盤。

向拝付き切妻造り平入の拝殿。

拝殿の中の様子。

本殿正面。
狛犬の彫刻が施された石造りの花瓶。
流造の本殿。

注連縄が張られています。
案内板がないので御祭神や由緒沿革等は不明ですが、ひょっとしたら山の一部が御神体になっているのかもしれませんね。
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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