こちらの大山祇神社は、唐津市立北波多小学校の北東およそ2kmほどの山間部の集落、佐賀県唐津市北波多(旧東松浦郡北波多村)成淵地区の町外れの集落を分けるように流れる田中川の北側に鎮座されております。
国道202号線の徳須恵上交差点を西、県道50号唐津北波多線を唐津市竹木場方面に3kmほどのところに位置しており、公共交通機関がないのでマイカーかレンタカー利用での参拝がおすすめです。
現在は西九州自動車道唐津伊万里道路が整備されましたので、北波多ICからですと1kmちょっとという距離になるのでこちらの方が分かりやすいかもしれませんね。
鎮座地は唐津市北波多成淵2214ですが、境内に案内板等がないため由緒・祭神等については不明です。
社頭。
参道入口に立つ一の鳥居。
鳥居に掛かるのは「大山祇神社」の神額。
石段参道前の二の鳥居。
二の鳥居には「大山祇社」の神額が掛かります。
文政4年(1821年)建立の鳥居でした。
石段参道の右側には手すりが設けてあります。
入母屋造り切妻入りの拝殿。
このブログを立ち上げてからけっこうな数の神社を参拝してきましたが、この造りの拝殿を参拝するのはおそらく初めてではないでしょうか。
拝殿の中の様子。
銅板葺き流造の本殿。
御堂。
老朽化したり荒れ果てた御堂が多い中、綺麗に葺き直された瓦がじつに美しい綺麗な御堂を見るだけで、成渕地区の氏子の皆さんの気持ちが現れているのが見て取れます。
土俵。昔は奉納相撲が行われていたのでしょうね。
境内入口の藤棚。
こちらの大山祇神社には狛犬さんはいませんでしたが、入母屋造りの切妻入りという初めてお目にかかる拝殿と巡り合うことができました。
画像の紹介記事にも書きましたが、老朽化した拝殿の改築というのは多くのところで見てきました。しかし、老朽化した御堂を手直ししておられるところはほとんど見かけません。
でもこちらの御堂の瓦が綺麗に葺き替えられていました。それがちょっと意外だったけど、ちょっと嬉しくもありました。
今年は藤の季節は終わっていましたが、藤の花が綺麗な時期にまた参拝したいものです♪
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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