こちらの八幡神社(星賀神社)は、唐津市肥前市民センターの西北西およそ3.2kmの距離、唐津市肥前町星賀新田の集落西の外れに鎮座されます。
国道204号線の「古保志気」交差点から西、県道217号星賀港線を道なりに進んで星賀港を左に見ながら海岸線を北上すると、やがて鎮守の森を背にして鳥居が立っているのが確認できます。西に目をやると、そこに広がる日比水道を挟んだ対岸に長崎県の鷹島がハッキリと見えます。
参道入口に2基、境内東の入り口に1基、計3基の鳥居が建立されており、境内には銅板葺き唐破風付きの拝殿と流造の本殿が建立されています。また、境内に奉納されている新旧の唐津型狛犬ほか5対の狛犬も楽しめます。祭神は、応神天皇の神名で“八幡さま”とも呼ばれる品陀和気命です。
社頭に立つ一の明神鳥居。
鳥居には「八幡宮」の神額が掛かります。
左側の海は、長崎県の鷹島との間を流れる日比水道です。
二の明神鳥居。社殿まで80mほどの参道が続きます。
二の鳥居には「星賀神社」の神額が掛かります。
参道の途中でまず迎えてくれたのは昭和17年9月生まれの唐津型狛犬さん。
一直線に伸びた参道は綺麗に舗装されています。
二対目は昭和27年8月生まれの岩乗り狛犬さんです。同じく唐津型だと思われますが、唐津市鎮西町中野の「日枝神社」に奉納されている狛犬がよく似ています。
昭和生まれの狛犬さんが多い中、三対目は「明治廿三年寅十月吉日」の刻銘が入る狛犬さんです。
このあたりではあまり見かけないタイプの狛犬さんですね。
四対目の狛犬さんは平成21年3月生まれの岩狛さんでした。洗練された造形の狛犬さんです。
手水舎。
唐破風付き入母屋造りの拝殿。
佐賀県神社庁によると、祭神は品陀和気命(応神天皇)とされています。また、社号は「八幡神社」となっていましたので、こちらでも八幡神社で紹介させていただいております。
平成17年4月奉納の石灯篭。
左の灯篭の上部には阿形の狛犬が2体、柱の上の方には十二支が彫刻されています。
向拝下の様子。
拝殿前には五対目の小型の狛犬さんが奉納されています。
境内東側の入口に立つ明神鳥居。「八幡宮」の神額が掛かります。
神輿車保納庫。
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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