熊野神社 佐賀県伊万里市松浦町中野原中通

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伊万里市の神社

こちらの熊野神社はJR筑肥線金石原駅の南南西およそ1.3kmの距離、国道498号バイパスの高架下を南に抜けた田園地帯の一角、佐賀県伊万里市松浦町中野原中通地区に鎮座されます。

歩道のすぐ横には三尺幅の石畳の参道が敷かれ、その先には円形の神額が掛かる一の鳥居が建立されています。鳥居をくぐると一対の石灯籠、幟杭、一段高くなった場所に二の鳥居が奉納され、さらに一段高い場所に築かれた境内に入母屋造の拝殿と流造の本殿が建立されています。

境内入口には伊万里の石工さんの手による均整のとれた大正生まれの狛犬が奉納され、開放的な拝殿には五つの奉納絵馬が掛けられています。拝殿前には龍造寺家の「変わり十二日足」の紋幕が掛かりますが、案内がなく御祭神並びに由緒沿革等については不明です。

社頭に建立された一の鳥居。

鳥居には円形の神額が掛かっておりますが、なんと記されているのか読み取ることはできません。円形の神額は珍しく小城市の「内砥川八幡神社」以来でしょうか。

まっすぐに伸びる参道には石灯籠が奉納され、その先に幟杭が設けられています。

数段の石段が設けられ、その先に二の鳥居が奉納されています。

二の鳥居には「権現社」の神額が掛かります。

境内までは数段ずつ高くなっています。

境内入口前にも二対の石灯籠が奉納されています。

境内入口に奉納されている蹲踞の狛犬。

均整のとれたスタイルで、顔立ちもとてもハンサムな狛犬さんです。

左の台座に「石工 山口□助 前川□力」の刻銘、右の台座に「大正九年五月建立」の刻銘が入ります。

開放的な入母屋造の大き目な拝殿です。

拝殿の中の様子。

長押の上には五つの奉納絵馬が掛かり、本殿前には龍造寺氏の家紋「変わり十二日足」の紋幕が掛けられています。

流造の本殿。

「享保三戊戌年」の刻銘が入った天照太神宮の石祠。

「八天狗」の石祠ほか。

境内遠景。

こちらのお社もよく手入れが行き届いており、地域の方に愛されてきた氏神様だということがよくわかる古社でした。

今日も最後までご覧いただきありがとうございました。


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