八坂神社 肥前狛犬 佐賀県佐賀市蓮池町蓮池

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佐賀市の神社

神埼市の「西原の町」の交差点から佐賀県道48号佐賀外環状線を南下し、両側に広大な畑が広がる平野部を走行していると、約1.5キロぐらいのところにポッコリ鎮守の森が道路の左側に見えてきます。

ここでもマーちゃんの鳥居レーダーが働き、ハンドルを左に切り参拝させていただくことにしました。

道路わきから見たよりも立派な神社で、興味深い狛犬さんが2対いらっしゃいました。

社頭と参道入口に立つ明神鳥居。

鳥居には「八坂神社」の神額が掛かる。

真っすぐに伸びる参道。

クリークに架かる神橋。

手水舎。

銅板葺き入母屋造りの社殿。

まず出迎えてくれたのは昭和11年(1936年)7月生まれの狛犬さんでした。

蹲踞した吽形は左前脚を、阿形は右前脚を前に出しているオリジナリティー豊かな狛犬さんで、これまでの狛犬さんとは違って顔立ちがとってもハンサムでリアリティに富んだ狛犬さんです。

石工の「今泉喜代次」さんと「宮地辰二」さん、お二人の合作のようです。

拝殿前では延宝7年(1679年)12月生まれの肥前狛犬ちゃんが待っていてくれました。

胸板が厚く何となくお猿さんっぽい顔つきの肥前狛犬ですが、阿吽ともとても綺麗な状態で安置されていました。

鬣も阿吽ではそれぞれ型を変えてあったり、前脚とお腹の部分も刳り抜いてあり、肥前狛犬としてはかなり洗練された造りになっています。

ひょっとすると、これも「はじめ狛犬」と呼ばれる庶民ルーツの狛犬なのかもしれませんが、いずれにしても想像の域を超えず定かではありません。

台座には「元禄五年十一月十六日」の刻銘があります。

狛犬の背中には「延宝七年十二月吉日」と刻まれているので、これだと台座の方が後で制作されていることになるけどいったいどういうことなのでしょうか。

単に、空いた台座に載せられただけなのでしょうかそこは謎ですね。

向拝下の細工。

「八坂神社」の神額。

拝殿の中の様子。

透かし塀で囲われた銅板葺きの本殿。

石祠群。

今日ご紹介した八坂神社も、まるで導かれたかのように通りすがりの道路端に現れた神社でしたが、ハンドルを切って大正解のとても見どころ満載の古社でした。

ひょっとしたら、本殿には可愛い肥前狛犬ちゃんが安置されているのではないかと、ついつい考えてしまいますw

佐賀県にはおよそ1,100の神社が存在するそうなので、まだまだ未参拝の神社はたくさん残っているようです。

これからも素敵な出会いがありますよう、八坂神社にお願いしてまいりましたw

それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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