こちらの肥前狛犬は、武雄市の某地区某神社の本殿前に据えられた石灯篭の横に安置されています。
参拝に訪れたときには拝殿前は夏草が生い茂っており、私一人だったらややもすると見過ごしてしまったかもしれませんが、同行していたマーちゃんが見つけてくれました。
拝殿前には垂れ耳の狛犬さんがしっかりと守護していたので、こちらは先代の狛犬さんだったのでしょうか。
風雨に晒される環境に置かれているもののそれほど風化は進んでおらず、前肢と後肢の間が浅く掘られており阿形の鬣の線彫りもしっかりと確認できます。
灯篭の横にチョコンと座っているのが見えますw
横からのカット。阿吽ともに丸みを帯びたシルエット。
正面からのカット。胸は俗にいう鳩胸で力強い感じがします。
やや上からのカット。やはり目は確認できないほどに風化が進んでいます。
こちらの神社では思わぬところで肥前狛犬と対面することになりました。
隅々まで注意深く見て行かないと見落としてしまうことがままありますが、じつはこれも神社巡りの魅力の一つなんですよねw
屋外に安置されていたので風化が進んでいましたが、以前はとても繊細な細工が施された肥前狛犬だったのではないかと思われます。
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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