武雄神社の大楠 佐賀県武雄市武雄町大字武雄

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武雄市の神社

観光を計画したら大多数の人は県外の名所を目的地にしがちですが、足元をよく見ると佐賀県内にもたくさんの名所があることをつい忘れがちです。

武雄神社には縁結びの象徴として信仰を集めている夫婦檜が有名ですが、皆さんはもう一つ有名な大木があるのをご存じでしょうか。

あまりにも近い場所にあるので、意外と佐賀県人の方が知らない人はが多のではないのでしょうか。その証拠には、何を隠そうこのブログを書いている私自身がそうだから(笑)

武雄神社は御船山の麓にあり、その場所は佐賀県立武雄高校の裏手の方にあたります。

武雄神社 本殿

文献によりますと、神功皇后が三韓征伐の帰途にこの武雄に兵船を止めてそれが御船山に化したとあり、それに同行していた住吉神と武内宿禰が御船山の南嶽(船の艫)に鎮座し創祀されたとあります。

難しいことは分かりませんが、鎌倉時代には九州の宗社として隆々と栄えた時代もあり、現在では武雄の氏神社として広く信仰を集めているそうです。

御神木の鳥居

武雄神社の本殿横の御神木の鳥居を抜けて裏手に向かうとそこはもう御船山の麓であり、手入れが行き届いた生垣の中の林道が続く。

そのまま歩を進めると、今度は果たして何年立っているのだろうかと思うほどの大きな孟宗竹が、神の元へと訪れる人間どもを圧倒するかのように立ち並ぶのだ。

するとまもなく神々しいほどの大木が姿を現した。

竹林を抜けると姿を現した武雄の大楠

武雄の大楠は樹齢が3000年以上ともいわれ、全国の巨木ランキングでも堂々の7位にランクしており市の天然記念物に指定されています。

武雄の大楠1
武雄の大楠2
武雄の大楠3

樹高30m、幹回り20m、枝張りは東西30m・南北33mの堂々とした大楠は威厳と風格を感じ、根元にぽっかりと空いた洞は12畳敷きといわれるほどの広さなんだとか。

残念ながら近くまで行くことはできませんでしたが、昔から「大きな木には神が宿る」と言われてきたように、ずっと見ていると本当に神が宿っているかのように思えてきたのは私だけでしょうかw

めっきり寒くはなってきましたが、皆さんも見逃しがちな地元の名所をいま一度訪ねてみませんか。

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