こちらの天神社は、JR九州西九州新幹線嬉野駅から北西に3kmほど離れた、佐賀県武雄市西川登町大字小田志地区に鎮座されます。
東側には長崎自動車道が走っており、県道45号嬉野山内線「小田志高架下」の交差点から250mほど北西に進んだ里山の南麓に広がる小田志の集落ほぼ中央に位置しています。
境内は石垣の上に里山を背にして広がっており、境内入口には笠石に岩乗り狛犬が乗る石灯籠が奉納され、そう広くない境内に昭和55年に改築されたとされる入母屋造の拝殿と、菅原道真公座像の石造り本殿が納められた流造の本殿覆堂が建立されています。
由緒等については不明ですが、この地区の産土神として長きに亘りお祭りされてきた古社と思われます。

建て替えられたと思われる入母屋造の拝殿。
境内入口に奉納された石灯籠。
笠石には岩乗りの狛犬が乗っています、

拝殿向拝下の様子。頭貫には梅紋が施されています。

拝殿の中の様子と正面の本殿。
拝殿内に掲げられている芳名額によると、社殿は昭和55年に改築されているようです。
拝殿の裏に組まれた石垣の上に流造の本殿覆堂が建立されています。
幣殿の横には年季の入った石灯籠一基と、造立されてからそう長くは経っていないと思われる真新しい石灯籠一対が奉納されています。

石造り本殿。花瓶などの一部のパーツは新しい石材に置き換わっています。

手水鉢。

御神木。
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