こちらの八龍社はJR長崎本線佐賀駅の南南西およそ4.2kmの距離、佐賀県佐賀市西与賀町大字厘外に鎮座されます。
県道54号西与賀佐賀線「光三丁目」交差点を東へ100mほど行くと、その先の道路の両側には田圃が広がっておりますが、すぐ手前の右側の路地を入ったところを流れるクリークの西側に位置しています。
参道入口に建立された鳥居をくぐり神橋を渡ると、石灯篭と一対の肥前狛犬が奉納されており、拝殿があったと思われる場所に新築された小型の社殿が建立され、本殿があった場所はコンクリートが打たれ更地のままになっています。
肥前狛犬の中では比較的大きい方に入る狛犬は、鎧を身に着けたような独特の形容をしています。案内がなく由緒沿革等については不明ですが、境内奥には恵比須像や天神地祇八百萬大神を始め多くの石祠が祭祀されおり神仏習合の名残が色濃く残ります。
カーナビに鳥居のマークを見つけ立ち寄らせていただいたのですが、お社らしきものを見つけたものの田んぼとクリークに遮られており、参道へはどこから入ればいいのかもわからずに行ったり来たりを繰り返してしまいました。
車を降りて探してみると、参道入口は道路から200mほど南に進んだところにありました。
これが参道入口と台輪鳥居。
鳥居には「八龍社」の神額が掛かっていました。
鎮座地 佐賀県佐賀市西与賀町厘外1267
御祭神 不明
あとで調べてみましたが残念ながら詳しいことはわかりませんでした。
クリークに架かる神橋。
社殿。
おそらく近年建て替えられたと思われる社殿の前に、大好きな肥前狛犬がいらっしゃいました。
胡坐をかいたような座り方をしている肥前狛犬ちゃんです。
阿の横顔をずっと見ていると、なんだかあのムーミンに見えてきましたw
拝殿。
こちらが本殿があったところでしょうか。
境内社。
恵比須像と「天神地祇八百萬大神」の石塔。
石祠群。
今回は思いもかけず肥前狛犬と出会えることができました。
一口に肥前狛犬といってもいろんなタイプがあるようで、もう少し肥前狛犬について知識を付けなければいけないなと感じた一日でした。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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