こちらの彦山権現は、JR長崎本線牛津駅の南西およそ2kmほどの距離、佐賀県小城市立砥川小学校からは北へ500mほどの小城市牛津町上砥川、谷地区の町外れの里山の上に鎮座されております。
国道207号線の「砥川小学校前」交差点を西へ入り、突き当りまで真っ直ぐに進み二股を右に山の方に向かった進みます。
やがて右手に現れる溜池を見逃さないように注意し、その溜池のほとりを廻って進んで行くと突き当りが彦山大権現です。
石段参道前には、この土地ならではの肥前鳥居がどっしりと構えており、野鳥の声しか聞こえてこない石段をひたすら登ると、石祠と石仏が5体の肥前狛犬に護られながら祭祀された小さな覆堂が現れます。
溜池。
「石工のさと 谷彦山権現」とある。
どうやら地元の人たちからは谷彦山権現と呼ばれているようですね。
石段参道前に立つ肥前鳥居。
小城市の資料によると、寛永10年(1633年)に建立されたもので、本願主に「武富源右衛門尉」と「平河甚左衛門尉」の刻銘があるとされます。
鳥居に掛かるのは「彦山大権現」の神額。
参道入口に立つ石祠と石塔。
石段参道が続きます。
覆堂。
石祠と石仏。祭神については不明です。
石祠と石仏を護る肥前狛犬たち。
さすが肥前石工の里ですね、こんなところにも肥前鳥居や肥前狛犬ちゃんたちがいました。
小城市の神社を巡るときは、これがあるから楽しいんですよねw
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