こちらの粟島神社はJR長崎本線久保田駅の北西およど600mほどの距離、佐賀県小城市三日月町金田地区の集落の西の外れに鎮座されます。
真っ直ぐに伸びた参道の120m先に入母屋造りの社殿が建立されておりますが、参道の80mほどの場所の左脇に鳥居が立っていて、その鳥居の先に小さな神殿が建立されており、さらにその左に立つ鳥居の先にも一対の石灯篭とともに小さな神殿が建立されています。
一方、参道の先に建立された社殿の中には十一面観世音菩薩をはじめとする石仏が納められており、神仏分離の際に分けて祀られたものかと思われます。
社頭。
参道の途中、左側に立つ台輪鳥居。
鳥居には「天満宮」の神額が掛かります。
瓦葺き流造の社殿。
天満宮の西側に立つ台輪鳥居。
鳥居には「粟島神社」の神額が掛かります。
粟島神社の神殿。
参道の先に建立されている社殿。低い石垣に囲まれ、周囲よりも一段高く盛られたところに建立されています。
社殿の中の様子。中央に「十一面観世音菩薩」が安置され、両隣にもそれぞれ石仏が安置されているのでどうやら仏堂のようです。
仏堂の東側の境内社と石祠群。
こちらの粟島神社は神仏習合や神社合祀、神仏分離などの名残りがたくさん残っておりました。
小さな神殿ではありますが、新しく建立されて祀られ続けているということは本当に嬉しいことだと思います。
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