こちらの天満宮はJR唐津線小城駅の南方およそ1.5kmの距離、辺り一面に水田が広がる佐賀県小城市三日月町石木地区の北の外れに鎮座されます。
三つの県道が交わる「石木」の交差点の北100mほど、田圃の中にはポッカリと鎮守の森が浮かんでおり、田圃を割くように伸びる畦道と化した参道を進むと境内入口には幟杭と共に鳥居が奉納され、小さな境内の正面に入母屋造りの拝殿と切妻造の本殿覆屋が建立されております。
境内西側には数多くの石仏や石祠等が祀られ神仏習合の名残を残しているものの、拝殿前に奉納された大正生まれの砥川型の岩乗り狛犬は阿吽ともに前肢を前立岩に掛け、まるで日向ぼっこでもしているかのような和やかな雰囲気を醸しています。
田圃を分けるように畦道と化した参道は、一直線に境内入口の鳥居へと伸びています。
境内入口の台輪鳥居。
鳥居に掛かる「天満宮」の神額。
瓦葺き入母屋造りの拝殿。
そしてそれを守護する岩狛さんです。
台座に「大正十五年九月廿五日」の刻銘が入ります。
猛々しい雰囲気を醸し出している狛犬さん、よく見ると後肢の太ももの筋肉がシックスパッドのように割れていますw
拝殿の中の様子。
石祠。左側の石祠の前には石で造られたお面のようなものがあります。
境内社と石祠・石仏群。
境内の様子。
簡素な造りの社殿ではありましたが拝殿の中も清掃が行き届いており、氏子さんの日ごろのお参りの状況が伺えるとてもいい神社でした。
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