肥前狛犬を探して 小城市編 その7

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小城市の神社

こちらの肥前狛犬は小城市のとある古社の本殿に安置されています。

こちらの古社は集落の中に鎮座されており、管理の行き届いた境内や拝殿を見ると地元の皆さんからの信頼厚く祀られてきたことがよくわかります。

開放的な拝殿からは本殿の様子が窺え、ご神体の前に肥前狛犬と思われるシルエットが見えたので拝殿の中にお邪魔しました。

本殿の方に近づくと、そのシルエットはすっかり見慣れた肥前狛犬ちゃんそのもので、覆堂に納められた本堂の中でご神体守護するように正面を向き、拝殿にやってくる参拝者を見据えるように座っていらっしゃいました。

開放的な幣殿の先、御神体の両脇でじっと私を見つめていますw

やっぱり肥前狛犬ちゃんを見つけると気分がいいものです♪

真正面から見ると、口角が上がりなんとなく笑ったような顔をしているように見えますよね。

でも、こうして斜め上から見ると奥まった目の上は吊り上がり、阿形も吽形もお世辞にも男前とは言えないとてもいかつい形相をしています。

まるで「イワトビペンギン」のようだとマーちゃんが言ったのですが、なるほど観察眼が鋭いなと思わず頷いていましたw

肥前狛犬のほとんどは作者も造られた年代も分かりませんが、おそらく作風は残るはずなのでいつかはこれと同じような肥前狛犬ちゃんに出会えるかもしれませんね。

それにしても、さすが小城市は砥川石工の里ですね。かなりの確率で肥前狛犬に巡り合えそうです。

それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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