こちらの天満宮は、JR長崎本線牛津駅の北北西およそ1kmの距離、県道42号小城牛津線「牛津小学校前」交差点の西に600mほど、クリークに囲まれた佐賀県小城市牛津町勝江津ケ里地区の中央付近に鎮座されます。
道路から一段高くなった開放的な境内入口に年季の入った台輪鳥居が奉納され、その奥に一対の石灯籠を従え入母屋造の拝殿と流造の本殿覆屋が建立されています。古いながらも拝殿や幣殿の格子部分はアルミサッシでリニューアルされており、地域の皆さんが大切にお祀りされている様子が窺えます。
日本全国に12,000社あるという天満宮ですが、ここから西に200mほどにもお隣の大戸ヶ里地区の天満宮があり、あらためてその数の多さに驚かされます。

社頭。

境内入口に立つ鳥居。笠木と島木の三本継ぎが肥前鳥居の名残を残しており、建立年代は分かりませんでしたが年季の入った鳥居ではないかと思われます。

「天満宮」の神額が掛かります。

拝殿。拝殿前には石灯篭が一対。拝殿内部への虫の侵入を防ぐためなのかガラス戸が嵌め込まれています。

拝殿の中の様子。

流造の本殿覆屋。幣殿の中を風雨から守るためか、格子の部分にはアルミサッシのガラス窓が設置されています。

境内裏の石碑と石祠群。
すぐお隣の大戸ヶ里地区の天満宮との距離が直線距離にして約200m。天満宮の多さにはホントに驚くばかりです。
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