こちらの住吉神社は、唐津市肥前市民センターの南東およそ2.8kmほどの距離、佐賀県唐津市肥前町田野高串地区の町なかに鎮座されます。
高串漁協近くにある、唐津警察署高串警察官駐在所の目の前にある小丘の上に位置しており、石段参道前に一の明神鳥居、石段参道の先の境内入口には二の明神鳥居と一対の玉乗り狛犬が参拝者を迎えます。
境内の奥に瓦葺きの入母屋造りの拝殿と、透かし塀に囲われた銅板葺き流造の本殿が建立されております。
社頭。町のメイン通りの三差路の角の小丘の上に鎮座されます。
一の明神鳥居。
鳥居には「住吉神社」の神額額が掛かります。
境内入口の二の明神鳥居。
二の鳥居の神額は「住吉大明神」の神額が掛かります。
境内の案内板。
祭神 底筒男之命・中筒男之命・表筒男之命
相殿 天之児屋根命・息長足姫命(神功皇后)
縁起 神功皇后三韓御征伐の砌り海路の先導を掌られ、海上航行の安全を護られしと爾来住吉神をして海上安全、大漁満足、又郷土の産土神として尊崇する。由来創建之記 ○○○○○○○○、古老相伝へ、云々によれば足利の末期太平年間(一五二〇~一五二七)今から約四百五十年前、即ち百四代後柏原天皇の御代、足利十二代将軍義植の頃、当時の当地方上松浦之領主は、波多下野守興(三河守親の祖父)であった頃当高串浦に漁業廻船を業とする長者に長瀬崎といえる者ありて、常に海上の安全と大漁の満足を祈願のため、住吉の神を信仰しいたり、夢ありて高串浦に神鏡ありと十月のある日当浦の長瀬沖にて網漁撈中、海中から光を発し漁網にかかりし鏡あり、之を長者神鏡と崇め、土井の丘(現在地)に小祠を建てて祀る。(後略)(※冒頭の○○○○○○○○は文字が消えており読めませんでした。)
境内入口の二の鳥居の前に居る玉乗り狛犬。比較的新しく奉納されたものではないかと思われます。
拝殿までの両脇に立ち並ぶ石灯篭。
飛び狛灯篭。
瓦葺き入母屋造りの拝殿。
拝殿の中の様子。幣殿入口の格子戸の上には「住吉大明神」の額が掛かります。
銅板葺き流造の本殿。
手水舎。
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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