こちらの愛宕神社はJR唐津線山本駅の西南西およそ7km、西九州自動車道北波多ICからは南西に700mほど、佐賀県唐津市北波多下平野地区の集落北側にある小丘の上に鎮座されます。
民家の中を通る路地を北に向かって進み、なだらかな坂道を上って行くとやがて「愛宕社」の神額が掛かる一の明神鳥居が奉納されています。
石段参道を上ったところに二の鳥居と三の鳥居が相次いて奉納されていますが、鳥居にはそれぞれ「山王宮」と「天満宮」の神額が掛かっており神社合祀の名残が残ります。
小丘の上の境内には向拝付き切妻造妻入りの拝殿と切妻造平入の本殿が建立されています。御祭神は火産霊命と思われますが、案内板がなく由緒沿革等については不明です。
社頭。
石段参道前に建立された一の明神鳥居。
鳥居に架かるのは「愛宕社」の神額。
石段参道を上ったところにある二の鳥居。
鳥居には「山王宮」の神額が掛かります。
右の柱に「奉修復鳥居一基 弘化三丙午陽月」の刻銘が確認できます。
石段は逆くの字に続いています。
三の鳥居。
鳥居には「天満宮」の神額が掛かっています。
最後は境内に上がる石段。
境内には向拝付きの切妻造妻入りの拝殿が建立されています。
山側に設けられた石灯籠と手水盤。
拝殿の中の様子。
切妻造平入の本殿。
本殿を正面から。
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