平之神社 佐賀県唐津市厳木町平之屋敷

こちらの平之神社は、JR唐津線厳木駅の北方およそ4kmほどの佐賀県唐津市厳木町平之屋敷地区の山中に鎮座されます。

国道203号線厳木多久有料道路の牧瀬IC近く、「道の駅厳木」から県道37号厳木富士線を北へ300mほど、町道と交わる中島交差点を西におよそ250mほどの牧瀬バス停付近から北へ、県道276号厳木七山線を道なりにおよそ8kmほどの道沿いに位置します。

道幅が狭い山間部の道路を走行することになりますが、道中500mほど手前のところには紅葉の名所「環境芸術の森」があるため、秋の紅葉シーズンはもちろん新緑のシーズンには大型の観光バスや、近くの採石場の大型ダンプにも出会うことがあるので注意が必要です。

社頭。参道入口に立つ一の鳥居と「平之神社」の神額。

参道。

境内入口の二の鳥居。

鳥居には「正一位稲荷大明神」の神額が掛かります。

拝殿。

拝殿の中の様子。天井部分は張り替えられております。

拝殿裏の銅板葺き流造の本殿。

鎮座地　東松浦郡厳木村大字平之

祭　神　倉稲魂神

沿　革　寛永十七年二月二十六日里人秀島甚兵衛なるもの深く大神の霊徳を仰き祠を
　　　建立せり、夫より里人等共に仰きて遂に産土神とせり。社格制定に當り村社に
　　　列せらる。

境内社　八坂神社

佐賀県神社誌要より

ということは、創建は寛永十七年(1640年)ということになるのでしょうか。

本殿の木鼻には狛犬と象の細工が施されています。

境内脇にはたくさんの石祠が祭祀されています。

境内社の八坂神社。

こちらの平之神社さまを参拝されるときは、紅葉シーズンの環境芸術の森と合わせて行かれるのがおすすめです。

環境芸術の森の「逆さ紅葉」は特筆で、紅葉のシーズンになると多くの観光客でにぎわっています。紅葉は毎年その表情が変わるので、まったく同じものは撮れないというのが人気の秘密なのかもしれませんね♪

それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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