西宮神社 佐賀県小城市牛津町柿樋瀬江津

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小城市の神社

西宮神社と言えば、福男選びで有名な兵庫の西宮神社を思い浮かべますが、同じ名称の神社が小城市にもありました。

国道207号線江津交差点北側の小城警察署牛津交番のすぐ東隣、佐賀県小城市牛津町柿樋瀬江津に鎮座されているのが小城市の「西宮神社」です。

綺麗に手入れされ、まっすぐに伸びた参道には三つの鳥居が並んでいます。

こうして見ていると、こういう感じに見えるようにしたくて鳥居の大きさを境内に近くなるほど小さくしているように思えるのですが、これは下種の勘繰りと言うものでしょうかw

そして、一の明神鳥居には「西宮社」の神額が掛かる。

二の鳥居は延宝4年(1676年)建立の肥前鳥居。小城藩二代藩主の鍋島直能公の寄進、願主は大野輿兵衛さんのほか数名、石工は武富清右衛門増重さんと銘文されています。

二の鳥居に掛かる「西宮」の神額。

クリークを跨ぐ参道に掛かる神橋。

こちらは三の鳥居。

柱が四角形という鳥居ですが、両部鳥居のように控柱が付いています。

境内の由緒書きからすると、九代藩主の鍋島直尭公が建立したものだと思われます。

横の方から見るとこんな感じ。

初めて見る変わった鳥居でした。

手水舎。

大化2年(646)に勧請されたと伝えられる。後に小城藩より社殿を建立崇敬された。境内には二代鍋島直能、九代同直尭建立の鳥居がある。
 西宮神社の祭神夷神は伊邪那岐神と伊邪那美神の御子の蛭子で、葦船に入れて流され、摂津国(兵庫県)西宮に流れ着いた。西宮の人々が夷三郎殿と号したことから、夷三郎大明神として崇められたといわれている。夷神は商業の神様、福の神として一般に広まって各地に勧請されている。

境内の由緒書きより

こちらが拝殿。

こちらの西宮神社は祭神が「夷神」。つまり恵比須さんで、金運・開運・商売繁盛と商売の神様としてあがめられています。

そして拝殿前の狛犬さん。

幼児体型にも見える岩狛さんですが、筋肉質の後ろ脚が逞しく精悍さを感じます。

拝殿の天井近くの彫刻物です。

何なのでしょうか?

周囲が笹の葉のように見えるので、ひょっとするとトラなのかもしれません。

拝殿の中の様子。

こちらが本殿。

よく見るとすべて石造りのように見えます。

御神木の楠の巨木。樹齢はそれぞれ250年と300年。

長い間この神社を守ってきた御神木です。

境内横の石祠群。

今日は肥前鳥居と可愛い狛犬さんと出会えました。

肥前鳥居を見るといつも思うことなんですが、なんとも荘厳な感じがしてその神社自体がとっても大切に守られてきたように感じてしまいます。

そのダイナミックな曲線美にうっとりとしてしまいますw
肥前石工の職人さんたちの芸術性の高さに改めて感心させられました。

さて、また新たな狛犬さんや肥前鳥居に出会えますようにお祈りして終わります。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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