熊野山大権現 佐賀県小城市牛津町上砥川

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小城市の神社

こちらの熊野山大権現さんは、佐賀県小城市牛津町上砥川の砥川小学校西側の道路を北北西に、民家の中を600メートルほど入ったところに鎮座されております。

参拝しているときには分からなかったのですが、あとで地図を見ると東側と西側には溜池があり、その溜池二つに挟まれるような位置になります。

参道入口には趣のある肥前鳥居が立ち、その左には元禄4年(1692年)の刻銘がある平川与四右衛門製作の石造布袋像が建屋内に安置されています。

石段参道の前に立つ肥前鳥居。

肥前鳥居に掛かる神額には「熊野大権現」とあります。

柱には多くの銘文が刻まれています。

 熊野山大権現は、寛永年間(一六二四~一六四四)に後藤遊仙によって開山された。
権現山一帯は当時多久家の領地であった。寛永一四(一六三七)年の島原の乱のおり、乱鎮圧のために多久茂辰が出陣した際に、茂辰が遊仙に武運長久を祈願させ、権現山の中腹に熊野権現を勧請したのがはじまりである。
遊仙は石蔵坊をなのり、愛宕神社、谷彦山権現を開いている。現在は、石祠、護摩堂、鳥居、石坂が残っている。護摩堂の前には元禄四(一六九一)年に平川与四右衛が製作した市重要文化財の石像布袋像がある。

参道脇の案内板より

砥川石工平川与四右衛門製作の石造布袋像。

平成10年3月31日に牛津町重要文化財に指定されています。

石造布袋像の左側に並ぶ石仏や石祠群。おそらくすべてが砥川石工の作品だと思われます。

石段参道前に立つ肥前鳥居右側にある建屋に安置されている石仏。

石段参道を上がった先の参道には沢山の落ち葉が積り、そこを歩いて登って行くとまるでフカフカの絨毯の上を歩いているかのような気持ちになります。

参道脇にも石仏が並び、ここでも石仏群が見守ってくれています。

開けた場所に行き着くと稲荷社の石祠と石仏がありました。

十一面観音菩薩様なのでしょうか…

左側には境内へと続く参道が…

境内。

本殿。本殿に上がる石段に舞い落ちた桜の花びらに、じつに季節感を感じますねw

立派な石祠の本殿。

境内の周りには沢山の石仏が安置されておりました。本殿をしっかりお護りしているようです。

こうした山の中に鎮座される神社への参拝はだんだん暑くなってくると大変になって来ますが、桜吹雪の季節での参拝はなかなか気持ちがいいものです。

だけど、そろそろアレが出そうで最近はビクビクしながら参拝の旅を続けています。

アレでは分かりませんか?

爬虫類のニョロニョロしたやつですw

齢をとっても、これだけはどうしても好きになれませんねw

それでは、今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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