こちらの八王社はJR唐津線本牟田部駅の北西およそ400mの距離、佐賀県唐津市相知町牟田部地区に鎮座されます。
国道203号線沿いの本牟田部駅から、北へ300mほど唐津市方面に行った所から踏切を渡り、西に入った牟田部集落の北の外れの小丘の上に位置しています。
小川に架かる神橋は渡るのを躊躇したくなる自然石の一枚岩でできており、渡った先には幟杭と四十数段の石段参道が上へと伸び、登り上がった先の開けたところからはさらに三十段ほどの石段参道があり、その上に境内に「八王社」の刻銘が入る明治二十八年建立の本殿石祠が祀られております。
境内に社築碑が建立されていますが社殿はなく由緒沿革ともに不明ですが、境内脇に一基の石灯篭と福徳稲荷と山神祠の二つの石祠が祭祀されており、集落の方の拠り所として永い間崇敬を集めて来たものと思われます。
遠景。
集落を流れる小川に架かる神橋は、思わず渡るのを躊躇してしまうほどの自然石の一枚岩です。
よくこれで持ちこたえているだと驚愕ものですw
神橋を渡った先には幟杭が打たれ、そこから小丘の上へと向かう四十段ほどの石段参道が伸びております。
石段参道を上ると開けた場所に出ますが、その先の樹々で囲まれた丘の上へとまた石段が伸びています。
上の境内まで三十段ほどの石段参道が建立されています。
「八王社」の社号が刻まれた本殿石祠。
石祠左側面に「明治廿八年仲秋建立」「杵島郡本部村 石工 吉富伊之吉」の刻銘が入ります。
社築碑。
福徳稲荷と山神祠の石祠。
石灯篭。
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