佐賀県多久市多久町の西渓公園周辺には、孔子を祀った「多久聖廟」を始め「多久八幡神社」「多久神社」などの文化財が隣接してあります。
その中でも、特に私が自然と歴史のエネルギーを感じたのは多久八幡神社の三本杉でした。
多久八幡神社は、正しくは「上多久宗社 八幡神社」と言うそうですが、昔は若宮八幡宮と言っていたそうで鳥居にはハッキリ「若宮八幡」と書かれていました。
本殿を望む階段から向かって右手の方の境内に目を向けると、石垣のところに大きな杉の木が三本、まるで石垣を掴んでいるかのように並んで立っています。
拝殿の方向ではないので、初めて参拝される方はややもすると見過ごしてしまいかねないように静かに立っているのですが、その三本杉からはまさにオーラを感じます。
両側のちょっと幹回りが大きな杉の木が夫婦で、真ん中のやや細めの杉の木が子どもに見えることから、別名「親子杉」とも呼ばれているようです。
ところが、見る場所を変えると2本にしか見えないというのも不思議なところなんですよね。
樹齢は700年を超えると言われるこの巨木。
そのエネルギーをもらいに来るだけでもいいかもしれませんよ。
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