こちらの竹臺社(たけたいしゃ)は、JR鹿児島本線肥前旭駅の南西およそ2kmの距離、佐賀県鳥栖市三島町於保里地区の町なかに鎮座されます。
県道22号北茂安三田川線の「千栗交差点」を東、県道145号江口長門石江島線の「千栗八幡宮前交差点」から500mほどの住宅街に位置します。
天保年間の建立のお社だとは思われますが、神社についてはデータがなく由緒・沿革・祭神については不明です。参道と境内にそれぞれ一対、計二対の狛犬が奉納されています。
社頭。県道沿いの参道入り口は見逃してしまいそうですが、両脇に幟立て石があるのでそれを目印にするといいかもしれません。
石段参道前に建立された台輪鳥居。
「竹臺社」の神額が掛かります。
右の柱には「天保三年甲午歳卯月吉祥日」の刻銘が入ります。
境内に続く石段参道。
築後型の狛犬。
台座には「紀元二千五百九十年 第十一月奉献」の刻銘が入るので、昭和5年11月に建立されたものと思われます。
拝殿。
吽形の台座に「石工 神代武七」、阿形の台座に「安政三丙辰十二月吉良日」の刻銘があります。
拝殿の中の様子。
本殿覆屋。
観音堂。
観音菩薩でしょうか…。
石祠。
天満宮。「安政六年己未正月吉日建之」の刻銘が入ります。
境内東側の石祠・仏像群。
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