こちらの皆木天神社はJR唐津線東多久駅の南東およそ1.7kmの距離、佐賀県多久市東多久町大字別府古賀一区皆木地区の北の外れ、県道284号別府牛津停車場線に沿って流れる牛津川南岸の雑木林の中に鎮座されます。
県道から雑木林に入っていくと、まるで隠されているかのようにひょっこりと境内入口が現れ、大きく歪んだ石段の先にはひっそりと佇むように鳥居が奉納されています。細長い境内の一番奥に、再建されたと思われる切妻造の小さな社殿が建立されています。
多久市の資料によると、御祭神は菅原道真、同夫人、同世子とあり、創建は分かりませんが元禄以前より存在するとあります。それほど古さを感じないのは再建された社殿のせいでしょうか。
参拝時は雑草が目立ったものの社殿も再建されており、産土神としてしっかりとお祭りされている様子がうかがえることは喜ばしいことです。
社頭。
境内入口に立つ台輪鳥居。地盤が沈下しているのか、コンクリート製の石段が大きく歪んでいるのが分かります。
鳥居には「天満宮」の神額が掛かります。
境内の様子。境内の奥には社殿が建っておりますが、しばらく人の手が入っていないのか境内に背の高い雑草が生えているのが目立ちます。
再建されたと思われる向拝付き切妻造の社殿。
社殿の前にも雑草が生えています。
社殿の中の様子。社殿の中にはテーブルや椅子が置かれており、奥の方には菅原道真公座像の石祠が祀られています。
多久市の資料では、御祭神は菅原道真・同夫人・同世子とされています。
境内脇の石灯篭と手水盤。
参拝に訪れたときには雑草が伸びていたのですが、老朽化したと思われる社殿も建て替えられており、こちらの神社もしっかりと産土神としてのお役目は果たしてくれているようです。
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