福岡の隠れたパワースポットとして、縁結びの祈願にカップルで訪れる人が増えたと言われる福岡県小郡市大崎1番地に鎮座される「七夕神社」。
「七夕神社」というのは通称で、正式な名称は「媛社(ひめこそ)神社」と言うそうですが、地元の人たちからは「七夕さん」と呼ばれているそうです。

そんな七夕さんですが、古くは「肥前国風土記」という書物にもその名が登場するほどで、1300年以上の長い歴史を持つ神社だというのでちょっと驚きました。(そんな風に見えないということではありませんよ)

じつはこの地域、昔は織物の生産が盛んだったらしく古くからあった機織りの女神「棚機津女 (たなばたつめ)」の信仰と、中国から伝わった七夕物語が混ざり合って、織姫様を祀る神社として親しまれるようになったと言われているようです。


七夕物語といえば、働かなくなった牽牛(彦星)と織姫が天帝の怒りを買い、天の川の両岸に引き離され1年に1度しか会えなくなるという悲恋物語ですよね。
ところが、この社の近くには宝満川が流れており、偶然なのかその対岸には牽牛をお祀りする「老松神社」があるのです。
その宝満川を天の川に見立てると、織姫様を祀る神社の対岸に牽牛があるというのは、あまりにもロマンティック過ぎませんか!
2013年(平成28年)には、プロポーズにふさわしいスポットとして全国では123番目、県下では4番目の「恋人の聖地」に選定された縁結びのスポットです!


こちらの記帳所で短冊に願い事を書き、横にあるお社の笹の葉に結べば願いを叶えてくれる…かもしれません(笑)

毎年恒例の七夕まつりには願いを書いた短冊が飾られ、飾られた短冊は8日に神主からお祓いを受けたあと境内でお焚き上げが行われるそうです。
こうした恋人の聖地は各地に増えていますが、こちらにお参りすればロマンチックな恋に出会えるかもしれませんよ。

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