佐賀県小城市牛津町上砥川の国道207号線牛津町砥川新宿の交差点を北に、県道284号別府牛津停車場線を50メートルほど行ったところから左折し、巨大な白いドームが建つ西の山林へと続く山道を登っていきます。
このあたりを通るときに、この白いドームの建物はなんだろうといつも思っていたんですが、じつは「肥前仏舎利塔」というお釈迦様の遺骨や遺灰が納められている塔なのだそうです。
これが「肥前仏舎利塔」です。この手前に「うしづふれあいグリーンパーク」があるのですが、その駐車場の100メートルほど下ったところから北に続く道を200メートルほどのところに神社と思われるものが現れます。
こちらが山神神社。
鳥居もありませんし、狛犬の姿も見えません。
巨福山彦山権現改然坊
境内案内板より
彦山権現は、宝蔵院段重の開基で佐賀藩の武運長久、国家安泰、子孫繁栄祈願のため当地に勧請した。
佐賀二代藩主鍋島光茂公が万治元年(1658)に彦山大権現を祠るにふさわしい社を造営し、当時の建立のうち石燈籠一対、釈迦、阿弥陀、観世音の三体石像が現存している。
こちらは拝殿なのか本殿になるのか分かりませんが、右側の建物は新しく増築されたものです。
中の様子。
神池と神橋。
渡った先にある「北山神」の石祠。
境内の案内板には「当時の建立のうち石燈籠一対、釈迦、阿弥陀、観世音の三体石像が現存している」と書かれていたが、そういったものは全く見当たりません。
ひょっとしたら建屋内に納められているのかもしれないと思いながら歩を進めると、「北山神」の石祠の先に山道が続いているのを見つけました。そしてその先にはなんと鳥居が…
鳥居の先には石段参道が続いています。
鳥居には「英彦山」の神額が掛かります。
昭和34年12月に再建された鳥居のようです。
さらに山の奥へと続く石段参道。
まだ明るいのですが、いきなりイノシシが出てきたりするのではないかとなんとなく不安な気持ちになりますw
参道は落ち葉と石ころや切り株などで非常に歩きづらい状態です。
「彦山権現」の社と境内の様子。
こちらの石灯篭が案内板に書かれていたものと思われます。
こちらが釈迦、阿弥陀、観世音様でしょうか。
こちらはどなたになるのでしょうか。
石祠群。
石祠群。
これまでも一人じゃ寂しいなということはありましたが、今回はちょっと怖さも感じました。
これからは季節も温かくなってきますので、そういうことも考えながら慎重に行動したいと思います。
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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