こちらの馬川神社はJR筑肥線浜崎駅の東方およそ12kmの距離、山間部を通る国道323号線を玉島川沿いに上った佐賀県唐津市七山馬川地区に鎮座されます。
馬川バス停から南に500mほど渓流沿いに進むと、やがて参道入口に奉納された幟竿と一の鳥居が現れ、コンクリート製の神橋を渡ると合祀された神社の三基の鳥居が横並びに建立されています。
境内には大小四枚の雅な絵馬が奉納された入母屋造の拝殿と本殿覆屋が建立され、それを昭和生まれの唐津型狛犬が守護しています。寛永五年に如意大明神として創建されましたがその後改号、御祭神は息長足姫命(神功皇后)と応神天皇です。
社頭。
参道入口には金属製の幟竿と幟杭が奉納されています。
一の鳥居。
鳥居には「祇園社」の神額が掛かります。
渓流に架かるコンクリート製の神橋。
境内入口には神社合祀で集められたと思われる三基の鳥居が横並びで立てられています。
「中山神社」の神額。
「八面神社」の神額。
「如意大明神」の神額。
入母屋造の拝殿。
二つの神棚が祭祀された末社。
拝殿前に奉納されているのは昭和十五年造立の唐津型狛犬でした。
拝殿の中の様子。
大小四枚の奉納絵馬が掛けられています。
馬川神社縁起
拝殿内の案内板より
時は徳川三代将軍家光の代、水戸光圀公出られた時代で、社会は寺社奉行が置かれたり、鎖国令が施行された頃、寛永五戊辰(一六二八年)九月下旬馬川区民の懇請により、息長足姫命(神功皇后)・応神天皇の祭神をお迎えして如意大明神として建立する。
その後馬川区民は各地区に夫々氏神をお祭りしていた。-以降省略ー
入母屋造の本殿覆屋。
「馬川宗吾靈堂」側の参道入口に建立されている鳥居。
神社遠景。
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