こちらの肥前狛犬は唐津市のとある集落の小さな神社を守護しております。
参拝させていただくために格子戸をあけた瞬間、御神体の前で向かい合う肥前狛犬が目に入りました！
それを見た瞬間、私の体の中を電流が走ったかのような感動を覚えました。本当にまったく予想はもちろん期待するようなシチュエーションもなかったので本当に驚いてしまったのですが、こういった感動をくれるから小さな神社はいいんですよねｗ
こちらの肥前狛犬も、私がこれまで見た中では一二を争うほどのできがよく、そしてとても可愛い肥前狛犬ちゃんでした♪
御神体を挟んで向き合った阿吽の肥前狛犬。御神体は菅原道真公と同夫人かと思われます。
さて、左側の吽形を見てください。鬣のところが耳に見えて、まるでラブラドールの子犬のようですｗ
後肢は前肢のところまで繋がるように伸び、その前肢と後肢の間が浅く彫られており肥前狛犬の特徴がとてもよく現れています。
前肢は阿吽ともにやや幅を持たせて一直線に伸びています。
杏仁形の目と上を向いた鼻がとっても愛嬌がありますね♪
背筋の線を出し、尾は桜の葉っぱのような形でしっかりと彫り込まれています。やっぱり建屋内で安置されているので、阿吽ともにとてもいい状態です。
さて、今回はとても素敵な肥前狛犬ちゃんと出会うことができました。通常は格子戸の隙間から撮影させていただくことがほとんどなのですが、しっかりと写真に納めることができたことは本当にありがたかったです。
ただ、自分は撮影できてから言うのもなんですが、こうした山間の神社に無施錠で安置されているのはとても心配な思いもあります。
どうかこういう思いの人だけが参拝に来られることを願うばかりです。それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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