こちらの天満宮はJR唐津線本牟田部駅の西方およそ1.7kmの距離、佐賀県唐津市相知町牟田部坊中地区に鎮座されます。
国道203号線の「山本跨線橋」交差点から西へ、県道52号山本波多津線を1kmほどにある「坊中」バス停から南に入った、坊中集落の東の外れのにある小高い山の上に位置します。
民家の横から伸びる山道を上がって行くとやがて石段参道が現れ、二段階に施工された石段を上がった先の切開かれたところに流造の社殿が建立され、その近くに慶應二年の銘が入る石祠が祭祀されています。
社殿は建て替えられたものだと思われますが、鳥居の姿も見られず狛犬の姿もありませんでした。御祭神は菅原道真公と思われますが、由緒沿革については不明です。
山道を歩いて行くと突然現れた石段参道。
二つ目の石段参道。
上りあがった先の境内には流造の社殿が建立されています。
再建されたと思われる社殿はコンクリート造りです。
社殿の左側には赤レンガで組まれた祭壇の上に石祠が一基祀られています。
石祠には「慶應二年丙寅十月」の刻銘が入ります。
境内遠景。
もしかしたら肥前狛犬と巡り合えるのではという期待があって訪問したのですが、結果はご覧いただいた通りでしたw
山の中に建立されたお社ですが、しっかりとした社殿も再建されていました。きっとこの集落の産土神として、ずっと氏子の皆さんが長きにわたって祭ってこられてきたのでしょうね。
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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