如意輪寺 かえる寺

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雑学

今日は福岡県小郡市にある如意輪寺にやって来ました。

わざわざお寺を選んで行くのは珍しいことなんですが、じつは同僚がInstagramで上げている画像を見て一目惚れしてしまいました。

一目惚れという言い方はおかしいですが、聞くところによると一万匹以上のかえるで溢れているというので、これは絶対に行かねばならないと思ったわけです。

聞けばご住職が中国に行かれた際に、骨董屋で見つけたヒスイでできたカエルを持ち帰って来られたのがきっかけで、かえるの置物がどんどん増えたんだそうです。

如意輪寺の参道の入り口には大きなかえるが出迎えてくれていました。ガマガエルでしょうか背中には小さなかえるが乗っかっています。

そして奥の方を見てください。阿形と吽形の狛犬ならぬ、狛蛙が両脇に立ってますよ(笑)

右手を見れば金銀に輝くかえるさんたち。
「今年のお願いお書きください」と書いてあります。

今年はもう終わりそうなので、これは年の初めに来て書かなきゃダメだよね!

トイレがある左手には「握手かえる」が控えていました。

今、この時期に握手はどうなのかと思ったのですが、せっかくなのでここはしっかりと握手してきました。

「なかよし三人組」

「十二重塔のかえる」

「水の中を泳ぐかえる」

「七福神」とかえるの

「七福神」と「かえるの七福神」

「らくぼとけ」

「わー、かわいい仔猫がいたー」
と思ったら、チラシが風で飛ばないように重しがわりに置いてある置物のネコでした。

でも、このネコの表情が可愛いいことといったらありゃしない(笑)

ネコが好きなんで、ついネコの話でご住職と盛り上がっていたら、なんとこちらでは保護猫を3匹飼っておられるそうです。

参道の石段で迎えてくれた、人懐っこいネコちゃんがきっとそうだったんですね!

「カエルの部屋」

「一願不動明王」

「ぼけ封じ観音」

「本堂」

正式には「横隈観音 清影山 如意輪寺」といい、行基が天平年間(729年)に開寺した歴史あるお寺です。
ここに納められている「木造如意輪観音立像」は、福岡県の指定有形文化財になっていて12年に一度(巳年)ご開帳されるそうです。次に見られるのは2025年とのことでした。

「シャボン玉かえる」

境内の端っこに、癌切不動明王という立札があるのが目に入りました。

「癌切」というだけに、すぐにがんと縁を切るために願を掛ける不動明王さんなのではと察しがつきます。

「文殊菩薩」

癌切不動明王の方に歩いていく途中にあったのが文殊菩薩です。
本当にこのお寺には仏様がいくつあるんだろw

「癌切不動明王」

がんとの縁切りを願うたくさんの絵馬がかかっておりました。

ご家族はもちろん、ご友人や先生、いろんな方の体を心配されてお参りされたのでしょう、たくさんの絵馬にたくさんの人の願いが込められていました。

どうぞ皆さんの願いが叶いますように!

明王殿 勝坂不動明王立像。

「薬師堂」

「くぐりがえる」

かえるの口の中をくぐると悪いことでもいい方に変えてくれるそうです。

私たちはくぐりませんでしたが、どこかの子どもたちがくぐってました。

私がくぐったら、ひょっとしたら若がえる?

「慈光観音菩薩立像」

「龍神」

「抱きつき観音」

「愛染明王」

良縁、恋愛成就、恋愛運、結婚運アップの神様です。
ピンクのハート形の踏み板がかわいいですねw

「水掛不動尊」

本来はここで手や口を浄めてから回るのでしょうが、場所が場所だけに順番が逆になってしまいました。

次に来ることがあれば、まっすぐここに来て浄めてから回りたいと思います(笑)

「人生かえる」

さあ、帰ろうとしたときにこれに気が付きました。

人の一生をかえるで表現した石塀があったのです。
どうりで途中に訓話みたいなものがたくさんあったんだね。

どうやらこのかえるさんたちは楽しい人生を送ったようですねw

さて、私にとってお寺というのはどうしても重苦しい雰囲気に感じて、なかなか足が向くことがなかったのですが、かえる寺はなんだか神社と同じような感覚でお参りすることが出来ました。

そして、ここにお参りすれば一度にいろんな願い事をお願いできるというのも、なんだか楽しそうでいいですよね。

こんな敷居の低いお寺なら何度も足を運べそうです。

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