田舎では自宅の庭に果実のなる木を植えてあるところを多く見かけます。
父方の祖父母の家も果実のなる木がたくさんありましたし、このいちじくの木もあったで子どものころはよく食べたものです。
近くのお宅にもいちじくの木があり、梅雨明け頃におすそ分けをいただいたことがあるんですが、昨日はまた別のお宅からおすそ分けをいただきました。
「まだ早いかもしれないけど」
と言っておられたのですが、もうとっくにいちじくの旬は過ぎているんじゃないかな。たしか祖父母の家でも梅雨明けぐらいに食べていた気がするんだけど…。

ちょっと不思議に思ったので調べてみたら、どうやらいちじくには旬の時期が2回あるようです。
一つ目の旬は6月頃~8月頃で、果実が大きいのが特徴らしいです。
もう一つの旬は8月頃~11月頃で、こちらの方が甘みがあるようです。
これは、旬が2回あるというよりも収穫時期が長いと言った方がいいのかもしれませんね(笑)
いちじくは花が咲かないと聞いたことがありますが、本当にイチジクは他の植物のように花を咲かせることはないそうです。
だから漢字では「無花果」と書くんですね。
ちなみに、いちじくには水に溶けやすい「水溶性食物繊維」と、油に溶けやすい「不溶性食物繊維」の2種類の食物繊維が豊富にふくまれていて、しかもカロリーと糖質量がリンゴやブドウに比べて低いのでダイエットのときのおやつに最適らしいです。
「不老不死の果実」といわれる所以はそういうところなのかもしれませんね。
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