佐賀県神埼市にある「九年庵」の、2022年の紅葉を愛でに行ってまいりました。
天気も良かったのでやはり人手は凄かったですね。
さて、まず駐車場のお話から始めたいと思いますが、こういうイベントの場合は公共の交通機関を利用して行くのが一番いいということは分かっているのですが、私を含め皆さん目的地まで何が何でも車で行きたくなるものです(笑)

九年庵周辺の駐車場の用地は身障者用か関係者に限られています。なので、健常者は警備員さんに山道を下った駐車スペースに誘導され、九年庵までは山道を歩いてくる羽目になってしまいます。
民家の庭や空き地を貸し駐車場としているところがあります(駐車料金の相場は500円)ので、たまたまそこが空いているか、空きができるところに偶然通りかかると駐車することができます。
駐車場が空くまで待つことはできないので、駐車できるのは運がいい人だけと思われた方がいいでしょうね。どうしても近くがいいという人は、空きを待って民家の駐車場に停めるのもありかもw
下の地図のⒶからⒷの道路沿いにあるので挑戦してみてください!
私のおすすめは臨時駐車場に停めてシャトルバスを利用すること。歩く必要もないし、駐車した車の当て逃げの心配をすることもほぼいらないし、これが一番です!
吉野ヶ里歴史公園臨時駐車場が用意されています。係員の案内にしたかって料金の500円を支払い、任意のスペースに車を停めてシャトルバスに乗ると10分ほどで九年庵に到着です。
シャトルバスも便数が多いので待ち時間はほとんど気になりませんよ。

さて、肝心の紅葉の状態ですが、見頃だったらよかったのですが葉っぱがしおれて丸まっているのが多く、個人的にはもうピークは過ぎていたように思えました。
ベストな撮影スポットには人が集中するので、やはり園内で撮影する時に人物が入らないように撮るのは難しいですね。

一つ感じたことは、今年は来園者の滞留時間が短いのか入園の待ち時間がありませんでした。ただ単に少ない時間帯だったのかもしれませんので何とも言えませんが…。
ただ、すぐお隣の地蔵院(天台宗 仁比山地蔵院)では、11月15日から仁比山観世音菩薩「本尊十一面千手千眼観世音菩薩」の特別御開帳が行われていたので、ひょっとすると地蔵院の方に来園者が流れていたのかもしれませんね。

あの有名な高僧の行基によって作られたこの御本尊は、金泥黒漆塗りで高さ175センチの等身大の立像ということで、頭冠に十の化仏、中央に二手、左右各二十手の十一面四十二手で、一手で二十五の人々を救うとされていて各手ごとに一つの眼を有しているそうです。
残念ながら、撮影NGでしたのでここはグッと我慢して撮影は自粛いたしました。

私たちが心穏やかに過ごせるよう、こちらの観世音菩薩さまが見守り続けてくださるとのことでした。
どうぞ私たちにもご利益がありますように…。
オン バサラ ダルマ キリ ソワカ
コメント