今日は、玄海町の値賀神社さんに参拝させていただく途中に立ち寄らせていただいた「浜野浦の棚田」のご紹介です。
浜野浦の棚田は東松浦郡玄海町浜野浦地区にあり、浜野浦海岸に浜野浦川流れ込むことによって浸食された山の谷間に築かれてきた棚田で、玄海町のホームページによると現在は大小合わせて283枚の田んぼがあるそうです。
主な栽培米はコシヒカリだそうで、4月中旬から田んぼに水張りが始まり5月上旬には田植えが終わるということだったのでコースに入れてみたのですが、タイミングはバッチリのようでしたねw
九州電力玄海原子力発電所から国道204号線を南下、約4kmほどのところに「恋人の聖地」という目立つ看板が海側の歩道に立っています。
車を停めて道路沿いからでも観ることができますが、すぐ下に展望台が設置してあるので近くにある2ヵ所の駐車場に駐車してゆっくり観覧する方がおすすめです。
展望台には幸せの鐘「エターナルロック」が設置されてあり、今は若いカップルの人気のスポットとなっているようです。

海側の歩道に立つ、ブルーを基調とした爽やかな「恋人の聖地」の看板。

駐車場は南北にそれぞれ1ヵ所ずつ駐車場があります。

この階段を下りて展望台へ行きます。

スロープがあるので車椅子も大丈夫。

展望台から見て左側の田んぼ。
こちらが展望台から見て右側の田んぼ。

そしてこちらが展望台から正面の玄界灘に向かうショットです。 すべての田んぼに水が張られ、田植えが始まる前のほんのわずかな時にだけ撮影できるのが沈む夕日とのコラボレーションです。
これは、近くに住んでいたら絶対撮りたいショットですよね!

恋人の聖地のモニュメント。画像は水を張る前のものです。

エターナルロック。

恋人の聖地は、少子化対策と地域活性化を目的として平成18年4月に始動したプロジェクトで、プロポーズをするのに最も相応しい場所として、恋人の聖地選定委員会から認定されたものです。
地選定委員には、デザイナーの桂由美さんや華道家の假屋崎省吾さんたちがいらっしゃって、浜野浦の棚田は平成19年4月1日に全国で44番目に認定されたそうです。

ライブカメラがあるので、幻想的な夕日がライブで観ることができるかもしれません。


戦国時代から江戸時代にかけて築かれたとあります。
ただ単に山の谷間を利用したわけではなく、石を積み上げて整地したということなんですねェ~。
これは凄いもんだ!

展望台の様子。

フェンスにはハート型の絵馬が下がっていました。
これまで棚田って、自然の地形を利用しているものだとばかり思っていたので、昔の農家の人たちが石を積んで創り上げたものだと知りまさに目から鱗でした。
あんなに重い神社の鳥居を建てたこともそうですが、先人の人の知恵には驚かされることが結構ありますよね。
ご飯粒を残さないようにしなければと、今日改めて心に誓いましたw
それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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