こちらの福母八幡宮は、JR長崎本線大町駅の北300メートルのところ、旧長崎街道沿いの住宅が密集する町中に鎮座されています。
大町駅の正面から長崎街道の方に向かうと参道があり、その参道入口には一の鳥居が立っておりまさに一直線の参道が続いています。
二の鳥居付近の長崎街道沿いには、お食事処「さんゆうし」や「本石お好み焼屋」などがあるので、お昼時の参拝でもお腹が満たせることができるのがいいですね。
一の明神鳥居とそこに掛かる「八幡宮」の神額。
二の台輪鳥居とそこに掛かる「八幡宮」の神額。
三の台輪鳥居とそこに掛かる「八幡宮」の神額。

神橋。

石祠群。

石段参道。

石段参道の途中にある四の肥前鳥居。

肥前鳥居に掛かる「八幡宮」の神額。
柱には沢山の刻銘があります。

瓦葺き入母屋造り唐破風付き拝殿。
鎮座地 佐賀県杵島郡大町町大字福母2227番地
御祭神 [主祭神]神功皇后 應神天皇 仲哀天皇
[相殿神]景行天皇 志久津彦命 大山祇命 市杵島姫命 素佐之男命
橘諸兄公 八千戈神 日本武尊 武内宿祢 天照大御神 海道神
菅原道真公 玉依姫命御由緒 昔、景行天皇御巡狩の御時、杵島山に勢力を持っていた土蜘蛛八十女を討伐な
「福母八幡宮」公式ホームページより抜粋
さり大巌石の上に軍人八千戈の神を祀られた。里人はこれを景行石と称し祀るよ
うになった。 (西暦88年頃から弥生時代)
その後、日本武尊杵島藤津御征服の時、熊襲の余賊が里人を困らせており、そ
れを知った武尊はこれを滅ぼし同じく軍人を祀られた。その後、仲哀天皇の御代
になり再び大鷹老棍・小鷹老棍という凶賊が起こり、皇命に従わずに害を与えて
困らせていたので神功皇后はこれを滅ぼし、景行天皇がお祀りになった大巌石の
傍に御剣一口を煉石の櫃に納めてお祀りになった。のち、里人は之を神功石と称
えるようになる。
そして拝殿前の狛犬さん。
こちらの狛犬さん、石が違うのかこれまで見てきた狛犬さなんとは色が違って褐色の色合いが強いように感じます。見た感じからですがとても硬そうで頑丈そうな狛犬さんでした。
何となくエイリアンを思わせるような顎、そして蹲踞した太ももに巻き毛の模様が印象的な狛犬さんは私の中でベスト3に入ってしまいましたw
大正6年3月生まれの狛犬さんは塩田町の石工、桑原鹿一さんが製作された狛犬さんです。

向拝下の様子。
銅板葺き流造の本殿。

手水舎。奥にあるのが社務所です。
こちらの社務所で御朱印を書いてもらうことができます。

神庫。
石祠群。

境内の様子。

ご神木。
福母八幡宮さんは、その名の通り福の母が鎮まる神社と言われていて、主祭神が神功皇后とあって安産・子育ての神様として信仰されているようです。
子育ては遠い昔に卒業しましたが、若いご夫婦が参拝されているのを見ると何とも言えないほのぼのとした気持ちになります。
目が合ったお腹の大きい若いママさんが、ニッコリ笑って小さく会釈をしてくれました。やっぱり日本人はこういうところがいいんですよねw
さて、次はどんな素敵な出会いがあるのでしょうか。それでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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