最近は自転車に乗る人が加害者となる事故が増えてきたので、テレビのニュースなどを見ていると取り締まりが強化されたという報道がなされています。
たしかに、東京に住んでた時には歩道を縫うように危険な走り方をする自転車が目についたのですが、魅力度ランキング最下位の佐賀県はそれほどの人口もなく、自転車に乗っている多くの人もさほど関心がないように思えます。
自転車の通行ルールが定められていて、自転車は車道の左側を走行するようになっていますが、正直に言って東京のような大都会と佐賀県のような田舎とは同時に扱うのはちょっと無理があるのかなと個人的には思ってます。
だって佐賀県には、自転車で車道を走るのは命がけみたいな道路がたくさんあるのですよ。
自動車のドライバーからしても、車道の左側を走る自転車が何かの拍子に倒れてきやしないかと、そりゃあもうヒヤヒヤものです。

さて、話は変わりますが、自転車は車道用と歩道用のどっちの信号に従えばいいのかご存じでしたか?
自転車は軽車両扱いなので原則車道を走行するようになってます。信号が車道だけの場合はその車道用の信号に従っていればいいんですが、歩行者用の信号があった場合はどちらに従うべきか、正直悩んでしまいました。
そこで、街中を走行する自転車をしばらく観察してみると、歩行者用の信号で走行する人もいれば車道用の信号を見て自動車と同じ感覚で走行している人が見受けられました。
中には、ある時は軽車両である時は歩行者と自分で勝手に解釈を変えて、どちらの信号でも走行する人もいるのです。
正解は、自転車が車道を走行中ならば車道用の信号に従うべきで、車道用の信号が青なら自転車も青でそのまま進み、反対に車道用の信号が赤だったら自転車も赤で止まらなければなりません。
そこに歩行者用の横断歩道があって、たとえ歩行者用の信号が青であっても車道を走行中ならば自転車は進むことができないのです。
ただし、条件付きで歩道を走行している場合(13歳未満の子どもや70歳以上の高齢者等)や、「普通自転車歩道通行可」の標識がある場合は歩行者用の信号に従うことになります。
まとめると、車道を走っていたら車道用の信号に従い、歩道を走っていたら歩行者用の信号に従わなければいけないということです。
信号無視に歩行者妨害などが重なり、悪質な場合はお巡りさんから赤切符を切られて十万を超える罰金がくることもあるようです。
また、歩道を走行する時は車道側を走り、歩行者の横を通る時には徐行をしなくてはいけないとなっているので、皆さんもくれぐれもご注意を。
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