シャキシャキとした触感がクセになる「みずいも」がおいしい季節です。
子どものころから夏になると食卓に出てきた馴染みのある夏野菜ですが、なんと調べてみるとみずいも(水芋)ってじつはそんなにメジャーな食材でじゃなかったんですね。
そしてみずいもがハスイモや里芋の茎の部分だったというのも驚きで、私はてっきりみずいもとういう野菜があるものとばかり思っていましたから。
サトイモやハスイモなどの葉柄のことを芋茎、「ずいき」と呼ぶそうで、地方によってその呼び方はいろいろあるようですが九州ではみずいもと呼ばれることが多いようです。
ほかには「いもじ」「いもおじ」「ずい」「だつ」「いもだつ」などと呼ばれているようです。
さて、そのみずいものレシピですが、出汁がよく染みこむので煮物にすることが多いのですが、私が好きなのはやっぱり味噌汁ですね。
朝の味噌汁にこのみずいもが入っていると、「ああ、夏だ!」っていう感じがします。
ということで、今夜はカレイの煮つけに合わせての煮物でした。

ただし、みずいもはしっかりとあく抜きをしないと大変なことになります。
みずいものあくは苦いとか辛いとかではなく、あくをとらないまま口に入れると舌がまるで針で刺さされるような痛みがあります。
実際その昔、奥さんがまだ新米主婦だったころにあく抜きしないままのみずいもを私が食べさせられましたから(笑)
今日の煮物はしっかりあく抜きもできていたので美味しく頂きました。
もちろん、明日の朝は味噌汁をリクエストしましたよ。
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