佐賀県小城市にある「小城公園(おぎこうえん)」は、小城藩初代藩主の鍋島元茂公と二代藩主の直能公が造ったと言われる名庭園で、言わずと知れた桜の名所です。
私の母校である小城高校はこの小城公園のすぐ隣にあり、というよりもはや小城公園の中にあると言ってもいいかもしれませんが、汽車通学をしていた私は授業が終わるといつも公園の中を通って小城駅まで行っておりました。
そんなこともあって、小城公園のことはだいたいわかっていたつもりだったのですが、知らなかったこともまだまだたくさんあったようです(笑)

こちらは樹齢250年の大楠で、「祈願成就の御神木」として祀られており、なんと小城公園に入ると嫌でも目に付くところにありました。
高校生活の3年間、そして実家に戻ってきてから春に2回桜まつりのときに花見に来たのですが、見るのは桜の花ばかりでまったく目に留まっていなかったのですから呆れちゃいますよね。
というか、自分自身が齢を取り、巨木や古木に興味を持ち始めたせいでようやく気が付くようになったのかもしれませんね。
そしてもう一つ気が付いたのがこちらです。

樹齢340年とされる大きなイヌマキの古木がきれいな立方体に刈り込まれており、大角槙(おおかくまき)と呼ばれていて、大きさは約40畳にも及ぶそうでその姿は圧巻です。


四角い形の生け垣があるとは思っていたのですが、こんなにも歴史があるものだとは思いもしなかったですね。

公園内を散策させてもらいましたが、さすが名所だけあって手入れが行き届いており綺麗に選定されていましたね。
この日も造園業の2名の方が、せっせと樹木の手入れをしておられました。

普通の姿を保つということは難しいものです。
現状維持は劣化するということ。やはりしっかりと手を入れていかないと現状は維持できないということですよね。しっかりと後世に残していっていただきたいものです。


さて、今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
名称:小城公園 (おぎこうえん)
住所:佐賀県小城市小城町185
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