聖光寺 二千年ハス

田舎暮らし

多久市にある多久聖廟のすぐ横には聖光寺(しょうこうじ)があり、そこに「二千年ハス」と呼ばれる蓮の花が咲く池があります。

「二千年ハス」の名前の由来は、千葉県千葉市検見川にある縄文時代の落合遺跡から発掘された、約2000年前の蓮の実から発芽、開花させたことからです。

このときに3粒の蓮の実を発掘したのが、当時植物学者として蓮の権威だった大賀一郎博士だったので、別名「大賀ハス」とも呼ばれているそうです。

二千年ハスが咲く池

二千年ハスが咲く時期は6月中旬から7月中旬なので、もちろん花の時期は終わってましたが初夏のころには美しい花を咲かせます。

二千年ハス イメージ

ただ、気になったのは池が荒れているのではないかと感じたこと。

死んだように見える池
荒れた池の周り1
荒れた池の周り2

2年前の水害で近くを流れる川があふれ、このハス池にも泥や土砂が流れ込んでしまったという話は聞いていましたが、大町町から株を分けてもらって再生に向けて活動されているということでしたが…。

手前の池の周りは、あちらこちらに動物が踏み荒らしたように崩れています。一生懸命に頑張っておられるとは思いますが、今日はなんだかちょっと残念に思ってしまいました。


こうした事業にはお金もかかるかと思いますが、貴重な財産なのでふるさと納税などの税収をうまく利用して、絶滅させることなく存続させていって欲しいものです。

そして、見学する人もしっかりとマナーを守ってもらいたいものですね。

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